僕たちの秘密基地 信貴山・三休亭 ふるやのもり 物語

半年に一度くらい庭でバーベキューをする僕たちの秘密基地 三休亭。かつては祖父が住んでいたのですが、今は住む人もなく無人の空き家。僕はここ3年ほど毎月2回ほど草むしりに行って庭をきれいに大掃除してきました。祖父母が居なくなったあと、草ぼうぼうにしてご近所に迷惑になるのは申し訳ないと、父が草刈りと木の手入れに行っていました。が、なにせ車で1時間半ほどかかることと、父も高齢になってきて、それまでずっと手伝っていた弟から「兄ちゃんも、山登りや自転車、バイクばかりやってるんやったら、たまには手伝ってくれたらいいのになぁ」と父がぼやいていたと伝えられ、仕方なく草むしりを手伝うようになったのが始まりでした。

初めは本当に少し油断すると草ぼうぼうになって大変でした。が、とりあえず草を片付け、防草シートを敷き、だんだんと草の伸びるのと掃除に行くペースが合ってきたのか、こちらの熱意か、庭と言えるくらいにきれいになってきました。こんなにきれいになったのなら何かに使えないかと、山の仲間たちを呼んでバーベキューをやってみたのが思いがけず好評(実はお世辞だったのかもしれない…)で、回を重ねるようになりました。みんなが来てくれるようになると、少しでも快適に楽しんでもらおうとより一層庭の掃除にも力が入りました。

ところが、今年の2月、恒例の牡蠣パーティ(主力メンバーが一人、病に倒れて来られなかったのですが)をした後、改めて片付けに行くと台所の床が砂だらけになっていました。「一体どういうこと?」とふと上をみると、天井板が抜けて落ちかけています。
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「あれ?どうしたんだ?」とよく見ると、古い換気扇のあとの雨よけのためのシェイドが外れて、外から雨水が入っていた様子です。シェイドを直せばいいかと安易に考えていました。とりあえず、釘で留めておこうと思ったのですが、もう板がぶよぶよで留まらないありさまでした。後日、そこで、父や弟に相談して、改めて佳人と共に、昼間に四人で確認に行きました。

屋根にあがり見てみると、かなり以前から外れていたようです。が、その部分以外にも天井板に大きなシミを見つけてしまいました。これは明らかに雨漏りです。あーショック!庭の掃除はしていたけれど、家の痛みには気づきませんでした。天井から屋根裏をのぞいてみると、たしかに雨が漏った跡があり、野地板もかなり痛んでいる様子。これは大変です。屋根にも登って見たのですが、瓦が割れているわけでもなく、どこから漏れているかはわかりませんでした。が、バケツで水をかけてみると明らかに漏れてます。困りました。とりあえず、やばそうな部分にブルーシートを貼って、次の雨を待ちました。雨の後、訪ねて確認したのですが、漏れている気配はなし。これで、まずは一安心です。

その間に、母と佳人は家の中の掃除をしてくれました。なかなか、室内の掃除はやっていなかったので、きれいになってよかったです。が、天井板の一部が抜けてしまった台所は、上から埃がどんどん落ちてくるので…キリがないです。


さぁどうするか、「流石に素人では屋根修理はできないだろう」と父と弟と三人の意見は一致。じゃどうする?直すべきか?「誰も住まないのに直す価値はないのでは?」とか、「バーベキューなんかにも使うわけやろ?なら直しておこう」とかと意見が分かれました。無駄なお金をかけたくない派は僕。直そうか、というのは父と母。とりあえず見積もりだけでも、は弟でした。さてさて、迷うところです。

ところが、話を聞いた僕の先輩が「そんなん直せるやろ。一緒に見に行こう」と言ってくれました。先輩は奥さんの実家を大修理して、今はそこに住んでおられます。「直るかなぁ?僕ら普通の人間ですよ」と尻込みする僕に、「職人だって普通の人間や!見にいくだけ見に行こう」と押し切られ、二人で行ってみました。

屋根に登り、ブルーシートを外しました。やはり瓦には異常はなさそうで、先輩から「瓦と瓦の重なる部分が怪しい」と、漏れていそうな場所の見当をつけて、その部分にシーリングを入れてみました。その日はほぼ2本分充填剤を詰めて終了。改めて訪ねた時に、天井裏に漏れたらわかるように新聞紙を敷き、雨を待ちました。

数日後、雨ふりの後の日、今度は一人で見に行くと、どうやら雨は漏れていない様子。「どうやら、シーリングは効きそう」と判断。漏れている屋根の一面の瓦の重なり全部に詰めてみようと、そこから二度三度と訪ねて、初めは二本、次は四本、三度目は六本とシーリングを詰めました。たくさんシーリングを買うので、出費がかさみます。財布がどんどんうすくなります。

まだまだ埋めないといけない部分があります。あと、屋根は勾配があり怖いのです。疲れて注意力が落ちてくると危険、一人での作業は怖いのです。でも、まだ1/3も残っていてここで終わってしまうのは悲しい。うーむ、辛いけど頑張るぞ。ただ、元々漏れているヤバイ部分は終わっているので、ちょっと気分的には楽です。残りの部分はより安価な漆喰を詰めてやろうと材料を変えてみることにしました。

ホームセンターで漆喰を一袋二千円の物を購入、なんとずっしり20キロもあるのです。今度は、父と母と三人で訪ねて、とりあえず、5キロで試してみることにしました。体重計の上に漆喰を乗せて5キロを計り、水と混ぜます。これがなかなか粉と水がうまく混ざらない。なんとか苦心して溶いて、屋根に持ち上げ詰め始めました。
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ところが、シーリングを詰めるのと違って漆喰は大変でした。乾燥してくるとだんだん固まってくるし…時間との勝負です。うまく塗れないし…泣きたい気分です。お金がかかってもシーリングにしておけばよかったかも。一方、父は横の矢切部分の換気扇のあとのシェイドを塞ぐ蓋をつけようと、合板を切り出して色を塗って、取り付けてくれました。取り付ける周りの板もかなり痛んでおり、そちらにもペンキを塗って補強してくれました。
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朝からの作業ですいつしか時間が経ち、お昼時。ですが、溶いてしまった漆喰を使わないと固まってしまうので僕は休めず。父母には家にあったカップ麺を食べてもらい、その間もずっと一人、漆喰を詰める作業を続行です。11時から始めて、直すべき面に詰め終わったのは4時。全然休憩もないまま、クタクタですが、これで一安心できます。
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一段落した僕が休憩と、ラーメンを食べている間に、父は今度は落ちてしまった室内の天井板の部分を修理してくれました。とりあえず、ベニヤ板でも貼っておかないと、屋根裏からどんどん埃やゴミが落ちてくるのです。助かります。本日の作業はこれにて終了。ついでに、屋根裏の怪しそうなところには、何箇所も新聞紙を広げておきました。こうしておけば、どこかで漏れたら痕跡が残ります。次回チェックすることにします。

この次の作業は? 今度は室内。シミのできた天井板をどうするか。張り替える?色を塗る?壁紙を貼る?とまたまた意見が分かれそうです。僕としては、穴の空いた天井板にはシーリングを詰めて、ペンキを塗ろうと考えています。まだまだ、作業は続きそうですが、緊急を要する雨漏りは止まっていそうで一安心。やらないといけないことはまだたくさんあるなぁ、でも今日は終了です。病院でリハビリ中の友達を思い、一緒にバーベキューできる日を夢見て、頑張ります!

ところがその翌々日、今日は一日安息日と決め込んだその次の日。今日は何をしようかなぁと思っているところに、父から電話。天井板の色塗りに行こうと思うけど行くか?という問い合わせでした。まさか、一人で行かせるわけにはいかないし、そもそも僕もいずれは行かないといけないなぁと思っていたところでした。母も行くというので、またもや三人で出かけました。

脚立とペンキを塗る道具を積み込み、ロイヤルホームセンターでペンキを買い、いざ出発です。今日は途中でお弁当を買い込みました。着いて作業開始です。天井のペンキなどなったことはなかったので初めての経験です。

まずは色を塗らない壁面にペンキがつかないように養生します。それが終わると、まずは手作業で端から刷毛で塗っていきます。周りを塗り終えたら、今度は真ん中部分をこちらはローラで塗っていきます。11時からスタートして、今日は途中で休憩して買い込んだお弁当を食べて、作業再開。天井の色塗りが全部終わったのは17時でした。
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以前、雨漏りを調べるために下からつついて穴が空けてしまったところは、無理やりパテで隠してその上にペンキを塗りました。苦心したけど、なんとか埋まって格好がついた感じとなりました。これで一安心。とりあえずは一件落着となりました。雨の後の日には一度チェックしに行かなくてはいけませんが…

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