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zoom RSS 南山城村の道の駅訪問と、久しぶりの浄瑠璃寺の春。

<<   作成日時 : 2017/05/17 20:22   >>

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「南山城村に道の駅ができたらしい」と佳人から言われ、身構えたのは数日前。話は、道の駅巡りをしている彼女の友人の話が伏線にあった。なんとなく予感的中、行ってみたいというのである。
「ふーむ、行くのか?」 バイクでタンデムで行くのには距離がある。佳人が自転車で行く.はずはない。つまりは、車で行こうとのお誘いである。ここで、晴明と博雅ならば、「行くか?」「行こう!」と話は早いのであるが、我輩は少々疲れ気味。「行くの?」〜「行かないなら一人で行ってくる」〜「じゃあ、お付き合いしますか」と、非常に消極的な流れのまま、結局は行くことになるのであった。

どうせ行くなら、加茂にある海住山寺に行ってご朱印をもらうことにしよう。もちろん、彼女に異論があろうはずはない。足を延ばして、伊賀上野もいいかもしれない。まぁ、まずは道の駅である。

南山城村にできた道の駅は、国道163号沿いにあり、南山城村とは言いながら、その東の端、島ヶ原に接するあたりにある。もう少し足を伸ばせば伊賀上野である。最近の道の駅では、現地でできた野菜などが人気で、朝から混雑するところが増えている。

こちらもその例に違わず、朝から駐車場はいっぱい。雨模様に天気で、これでも先週よりはすいているのだそう。野菜は次々と売れて行き、いいなと思ったものは早めにカゴに入れないと買うことができないほど。佳人は筍を狙ったらしいが、僕から見ると伸びすぎだったのだが、あっという間に売れてしまっていた。

館内には休憩スペースがあり、お弁当を買ってそちらでいただいた。まあ、お弁当はどこも同じようなものではあった。宇治茶と言いながら、このあたりでも作られているお茶でできたグリーンティの粉末と、和菓子を少々購入し帰路についた。

さて、帰り道である。加茂まで戻り、海住山寺に行ってみる。加茂は聖武天皇の御代、一時都が置かれたところ。その北側にある小高い山に海住山寺はある。かなり上らないといけないのだが、車歴10年になるノアは元気で上っていく。
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見晴らしのいい境内に入り、入山料100円を納める。本堂の中を見せていただく場合は拝観料300円が必要だという。今日は、ご朱印ももらい、そこでも300円が必要なので、拝観はやめておくことにしたのだが、そのせいか庫裡のおばあさんのご機嫌が悪そう。案の定、朱印はイマイチ。かすれていて、佳人はショックを受けるほどで、ボヤくことしきり。僕も気分が悪くて、大好きだったのに、「二度といくもんか!」となってしまった。
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ちょっとがっかりしながら、帰路についたのだが、このまま帰るのも気分が…。じゃあ、とっておきの浄瑠璃寺へ行くか、となった。今度は、「行くか?」「行こう!」である。

浄瑠璃寺は海住山寺と木津川をはさんで対岸側にあるお寺。堀辰雄の「浄瑠璃寺の春」でも知られている。近くにある岩船寺との間には、石仏の残る古道がありいい感じで好きだった。が、近くにニュータウンができてちょっと残念。

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浄瑠璃寺は、天平時代に流行した九体阿弥陀堂がある古刹。この形式はいくつものお寺があったらしいが、このままの形で残されているのはこちらだけだという。元々は外から拝観するために造られたお堂に、九体の大きな阿弥陀様が並ぶ姿は壮観である。表の戸を外した光景は写真でしか見たことはないが、池の表に映って美しかった。
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また、ここには京都でも屈指の美しさと称えられる吉祥天女像があり、なんと今日は厨子が開けられて見ることもできる拝観期間だったのは望外の喜びであった。

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子供の頃に母の職場の仲間たちと訪ねてすごく好きになった浄瑠璃寺から足が遠ざかっていたのには理由があった。池の改修が行われてから、池の水が茶色く濁ってしまったのだ。流れ出すところはほとんどなく、いつまでも茶色いままの池に失望していたのだが、見るとかなり落ち着いた色に戻っていた。

そして、実は密かに好きなのは、不動明王の脇侍としておられる制痩゙(せいたか)童子と矜羯羅(こんがら)童子である。あーこのあどけないお顔が、特に矜羯羅童子が好きだったと、絵葉書を買い求めた。二人の載つたカレンダーが貼られていたのだが、さすがにもうこの季節には残ってはないか。

浄瑠璃寺では、本堂と池をはさんで向かいにある五重塔も美しい。佳人も、「ここは素敵だ」と言いながら、「なんで今まで教えてくれへんかったん?」と。いやいや、来たことあるはずなんだけどなぁ…と、これは小声で独り言である。

何度かお話をしたことのある佐伯快勝前住職が昨年亡くなられていたということにショックを受けて、ご位牌に手を合わせた。係の方、が線香に火をつけて持ってきてくださった。うれしい心遣いだった。

「紅葉の頃もキレイやろね?」と佳人。季節を変えて、ここは何度でも来てみたい。僕もそう思った久しぶりの浄瑠璃寺の春となった。次回は池の鯉のために、エサも持ってくるとするかな。

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